どうも、みんとすです。
本日は講談社の異世界ヒロインファンタジー作品である「真の聖女である私は追放されました。だからこの国はもう終わりです」を紹介させていただきます。
この物語は、聖女として務めてきた女性がある日追放され、隣国で人々の優しさに触れながら聖女としての勤めも果たしていく物語になっています。
この記事では、簡単なあらすじや物語のおすすめポイントなどを、実際に私自身の目で見て感じた情報をまとめて紹介しております。
ぜひ最後までご覧いただき、お手に取っていただければと思います。
では、よろしくお願いいたします。
あらすじ
まずは簡単なあらすじを紹介します。
偽物と決めつけられた本物の聖女は国外に出る
ベルカイム王国に住む聖女アリシアはある日、王子クロードに一方的な婚約破棄を告げられてしまいます。
彼曰く、アリシアは偽物の聖女であるということ、そして新たにレティシアが真の聖女であると言います。
どうやら、彼の目にはアリシアの祈りが詐欺に見えているようで、またレティシアは懐に入るのが上手い女性で、アリシアにとって不利になる状況を作り出していました。
アリシア自身もクロードに対する愛情はそこまで強くなかったものの、聖女としての役目をまっとうするために婚約を維持していました。
その理由を無に帰するようなクロードの言動にアリシアは呆れつつも、彼の命令である国外追放を受け入れ、城を去るのでした。
回復魔法で助けた人と共に隣国を目指す
婚約破棄と国外追放を受け、アリシアは隣国のリンチギハムへと移動します。
が、その道中に魔物との戦闘で大怪我を負ってしまった兵士たちを発見。
アリシアは手当てとして回復魔法を使い、彼らの傷を癒していきます。
そこに、馬車の中にいたナイジェルと出逢います。
ナイジェルも怪我を負っていたものの、アリシアの回復魔法で動けるようになったようです。
彼は治してもらったお礼として、自国のリンチギハムまでの同行とそこでのお礼を願いでます。
最初は困っていたアリシアでしたが、ナイジェルの説得によりこれを承諾。
アリシアはナイジェルたちと共にリンチギハムへと向かっていきます。
そして、それはアリシアにとって、望んでもいない幸せな日々の始まり。
そして、ベルカイム王国にとっての終末の始まりでした。
見どころとポイント
本作は聖女の追放というテーマながらも、可愛らしい絵柄と心温まるような展開が特徴的なお話になっています。
そんな本作のポイントを紹介していきます。
シリアスになりすぎない可愛い絵柄と優しいストーリー
先の通り、本作は物語の開始時点で追放が言い渡される場面、そして国外に出ていく場面が描かれています。
どちらも字面を見れば重い場面であることは間違い無いのですが、本作はその絵柄から重くなりすぎないストーリー展開となっています。
様々な場面でほどよくデフォルメされたキャラクターたちが動き回り、時にコミカルに、時にシリアスなシーンが展開されていきます。
また、物語の端々でも人々の優しさに触れられるのも、この作品の特徴です。
例えば、最初の追放シーンにて、移動中に騎士団長と出逢い、追放されたことを報告します。
そして、国外に出ることを伝えると、馬車を手配してくれるのです。
数ページのシーンではありますが、アリシアを慕っていること、そして彼の優しさを感じられるシーンになっています。
本作では他にも小さな幸せを感じられるシーンがたくさんありますので、ぜひ読んで心を温めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上が「真の聖女である私は追放されました。だからこの国はもう終わりです」の紹介でした。
国を追放されたアリシアですが、隣国リンチギハムでは様々な出会いを通じて、人々の暖かさに触れていきます。
そして、アリシアとナイジェルの交流によって、彼らの心も近づいていきます。
二人はどういった関係になっていくのでしょうか。
そして、聖女を失ったベルカイム王国は、徐々に崩壊への道を歩んでいくことになります。
聖女を失ったクロード王子の運命とは。
そして、聖女としてクロードに取り入ったレティシアの思惑とは一体?
ほのぼのとした日常と変化していく世界の対比が楽しい本作、ぜひご覧ください。
「真の聖女である私は追放されました。だからこの国はもう終わりです」は、現在第5巻まで発売中です。
内容が気になった方は、ぜひご購入を検討ください。
また、本作は現在pixivコミックなどで連載されている漫画です。
まずは中身を見てから決めたいという方は、こちらも併せてご覧ください。
以上、みんとすでした。
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