どうも、みんとすです。
本日はジャンプスクエアにて連載されています「カワイスギクライシス」を紹介させていただきます。
この物語は、地球の猫や犬が持つ可愛さに対して全く免疫を持っていない宇宙人が、生き物や人間との交流を通じて地球のことを深く知っていく物語となっています。
この記事では、簡単なあらすじや物語のおすすめポイントなどを、実際に私自身の目で見て感じた情報をまとめて紹介しております。
ぜひ最後までご覧いただき、お手に取っていただければと思います。
また、本記事ではなるべくネタバレとなる表現は避けて紹介しておりますが、紹介記事の都合上1巻までの情報が一部含まれておりますので、苦手な方はご注意ください。
では、よろしくお願いいたします。
ストーリー
まずは、あらすじを見ていきましょう。
宇宙人、猫に出会い全ての価値観が吹き飛ぶ
数多の星々を支配下に置いてきた宇宙帝国「アザトス」の調査員であるリザは、どのような文明があるかを調査するために地球へ降り立ちました。
ですが、リザはそもそも地球は低レベルな文明しか持ち合わせていない惑星であるという認識しか持っておらず、資源だけ奪って生物は滅ぼしてしまえばいいという考えを持っていました。
そんな中、彼女が食事をするためにたまたま入店した猫カフェで、衝撃的な出会いをします。
入店した瞬間に可愛く鳴く猫に心を奪われ、立ちすくむリザ。
それは、彼女自身が納得していたはずの「宇宙三大可愛い生物」を全て過去のものにするほどの衝撃でした。
さらに、猫を飼育してもいいという情報には仕事を放り出してまでも愛でたいはずなのに、地球人はどうして耐えられるのか信じられなくなったり、猫の肉球を見るだけで可愛すぎて卒倒するほど。
こうして、冷酷で地球を滅ぼさんとするリザは、猫に懐柔されていくのでした。
宇宙人、犬に追いかけられ幸せを知る
猫との衝撃的な出会いをした次の日、彼女はまた強い衝撃を受けることになります。
彼女は猫に心を奪われていたはずが、また別のものにも精神を揺さぶられることになります。
それは、ぱっちりくりくりした目にふわふわの体、そして揺れる尻尾を持ち、日本でも数年前に飼育数で猫に負けたもののいまだに根強い人気を持つ動物、犬でした。
彼女は犬に追いかけられながらも幸せを感じ、また逃げ込んだ先が昨日訪れた猫カフェだったため、可愛さに挟み撃ちにされ、幸せな絶体絶命を迎えるのでした。
さらに、リザは犬派である店員と猫派である店員の言い争い、もとい「私の推しが一番可愛い」談義を目撃してしまい、自分達が行っていた品評会での会話の薄っぺらさに更なる衝撃を受けてしまいます。
そんな中、リザは「私が飼っている犬を見せてあげる」との誘いに乗り、犬派の店員である矢薙の家に向かいます。
そこでリザは、矢薙が飼っているゴールデンレトリバーの大きさを見て衝撃を受け、さらにたまたま家の前を通ったトイプードルの小ささにも驚き、犬のバリエーションの豊かさにショックを受けてしまいました。
そして、それは同時に、リザが犬の奥深さに片足を突っ込んでしまった瞬間でもあったのでした。
見どころとポイント
本作の見どころとしては、やはり宇宙人視点から見た動物の可愛さと、犬や猫をはじめとしたペットあるあるでしょう。
さらに、作中での行動や言い回しも特筆するべきポイントです。
宇宙人が気を失うほどの生物を飼う人間の恐ろしさ
宇宙人であるリザからしてみれば、地球人はなぜこんなにも可愛い生き物の前で平然としていられるのか、大いに疑問に思っています。
それは、調査を進めれば進めるほど深刻になっていき、可愛さのあまり職務に影響がで始めるほど。
さらに、彼女はペットとして飼える生物のバリエーションの多さや生き物の可愛さに圧倒されていきます。
このような宇宙人視点から見た動物の可愛さを表現しているのが本作なのですが、もう一つ見るべきなのはリザや猫カフェの店員である向井や矢薙の行動から見るペットあるあるにもあります。
例えば、リザが犬に追いかけられるシーンがあったのですが、これはリザが犬に対して攻撃的な仕草を取ったからではなく、ただリザが足元に転がってきたボールを拾ったら追いかけてきただけなのです。
しかし、犬視点から見ると、これはボールを投げて遊んでくれるという好奇心が勝った状態。遊んでほしくて仕方がなく、リザに構ってもらうために追いかけていたんですね。
さらに、猫派と犬派は基本的に仲がいいのですが、どちらのペットが可愛いかという話になると、自身が可愛いと思っている猫または犬の可愛さが止まらなくなり、どんどん話がヒートアップしていくのもあるあるなのではないのでしょうか。
地球の生物を知らない宇宙人だからこそのリアクション
そして、地球のことを何も知らないリザは、この漫画におけるリアクション要員でもあります。
猫の可愛さに一歩も動けなくなり、犬に追いかけられてもなお思考が追いつかなくなり、そして言動がどんどんぶっ飛んでいく様は、ツッコミでもありボケでもある素晴らしいリアクション芸(?)を持っているのです。
さらに、宇宙人ならではの怖さも持ち合わせており、たとえば雨の日に段ボールに入れられた捨て猫を見るや否や、若干の猫過激派として目覚めてきたリザの怒りは凄まじく、捨てられていた猫から情報を読みとり、捨てた本人を猫と同じ状態にする攻撃をするなど、若干の(?)過激さも持ち合わせています。
そんな彼女のリアクションを見ていると、地球に生息している猫や犬に慣れている我々地球人の方が頭おかしいんじゃないかと錯覚してしまうほどです。
まとめ
以上が、カワイスギクライシスの内容とポイントでした。
最初は地球を見下していた様子だったリザも、猫や犬との出会いによって、そして捨て猫であった彼女の飼い猫「よぞら」との出会によって、多少オーバーながらも地球のことを再評価していきます。
そしてそれと同時に、仕事熱心であった彼女の行動が変わりつつあることを、彼女が所属している部隊の本部が察し始めます。
このまま放っておくと、いずれ部隊が地球にやってきてしまい、そして猫に出会い、胸キュンによって絶命してしまうと真面目に危惧するリザ。
果たして、地球の命運はどうなってしまうのでしょうか。
カワイスギクライシスは、現在コミックスが第8巻まで発売中です。
気になった方は、購入をご検討ください。
さらに、現在ジャンプスクエアにて連載中の本作は、ジャンプ+でも追っかけ配信を行なっています。
試しに読んでみたい方は、こちらも併せてご確認ください。
以上、みんとすでした。
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