どうも、みんとすです。
本日は週刊ヤングジャンプにて連載されています「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」を紹介させていただきます。
この物語は、主人公の高校生が100人の運命の人に出逢い、誰も不幸にしないために全員を愛しながら恋愛をしていく物語となっています。
この記事では、簡単なあらすじや物語のおすすめポイントなどを、実際に私自身の目で見て感じた情報をまとめて紹介しております。
ぜひ最後までご覧いただき、お手に取っていただければと思います。
また、本記事ではなるべくネタバレとなる表現は避けて紹介しておりますが、紹介記事の都合上1巻までの情報が一部含まれておりますので、苦手な方はご注意ください。
では、よろしくお願いいたします。
ストーリー
まずは、公式から出ているあらすじを見ていきましょう。
中学で100回目の失恋をした恋太郎は、高校でこそ初めての彼女を!と願う。しかし、恋の神様は「高校生活で出会う運命の彼女は100人!しかし彼女達は、幸せになれなければなんやかんや(中略)あって…死ぬ」と告げる。100人の彼女を脱落しない!させない!DEAD OR LOVEなハーレム・ハイスクールライフ開幕!
君のことが大大大大大好きな100人の彼女より引用
それでは、ストーリーを見ていきましょう。
100回振られた青年に最高のモテ期が到来
主人公の「愛城 恋太郎」は、中学校の卒業式の日、ある女子に告白します。
その女子は恋太郎の告白を快諾する……と思いきや、まさかの急転直下で振られてしまい、人生で100回目の失恋を経験してしまいます。
そんな中、ある神社で恋愛成就の願いを祈っていると、目の前にその神社の神様が現れます。
いわく、どうやら恋太郎は高校に入学するとものすごいモテ期が到来し、なんと運命の人が100人もいると言います。
ちなみに、どうやらその恋愛運が高校時代に集中してしまったため、今まで全く持てなかったとのこと。
そして、高校の入学式当日、廊下で二人の同級生にぶつかってしまいます。
その瞬間、3人の中で「ビビっ」とくる感覚が襲います。
どうやら、これがいわゆる「運命の出会い」というものとのこと。
転倒した二人は「花園 羽香里」と「院田 唐音」というらしく、二人とも恋太郎と同じクラスとのこと。
そんな恋太郎は、転倒した二人を保健室に連れて行くために肩を貸していたのですが、その道中で「裏庭に生えているピンクの四葉のクローバーを渡しながら告白すると必ず付き合える」という伝説を羽香里と唐音は耳にします。
転倒して足を挫いたはずの二人でしたが、そんなことはお構いなしにダッシュで裏庭に行ってしまいました。
少し時間を置いて恋太郎が様子を見にいきますが、まだ二人はクローバーを探している様子。
そんな二人を労うために、恋太郎は彼女たちに近づきますが、そこでまさかのダブルプロポーズを受けてしまいます。
急な出来事に戸惑う恋太郎は、とりあえず翌日の朝まで返事を待ってもらうことにしたのでした。
告白の返事がまさかの命の選択に。恋太郎が導き出した結論は……。
恋太郎は告白されたことに喜びながらも、どちらの女の子も可愛いため決めきれない様子。
そこで、恋愛成就の神様に会いにいき、アドバイスをもらおうとします。
しかし、そこで衝撃の事実が伝えられます。
どうやら神様のミスにより、恋太郎はそもそも運命の人が多すぎる状態で生を受けてしまったこと。
そして更なる事実として、運命の人と出会った人間は、その人と愛しあい続けることができなければ、近いうちに何やかんやあって死んでしまうとのこと。
つまり、羽香里と唐音、どちらかの告白を受ければ、振られてしまったもう一人は何やかんや不幸なことがあったのちに死んでしまうのです。
こうして、相談するつもりが逆に悩みが増えてしまった恋太郎は、発想を転換させて窮地を脱しようとします。
それは、二人を一度振った後、こっそり個別に付き合うという、二股交際でした。
どちらも死なせないために、恋太郎が導き出した答え、これによりハッピーエンドになるはずでした。
二人を不幸にせずに、二人を生かす”もう一つの”方法
翌日、裏庭に呼び出された羽香里と唐音。
そこで待っていた恋太郎は、なぜか泥だらけの状態になっていました。
そして、恋太郎は意を決して二人に言います。
「二人とも、俺と付き合ってください!!!!」
なんと恋太郎は、前日に考えていたこっそり付き合うという手段を取らず、むしろ二人の前で二人共と付き合うと宣言したのです。
実は恋太郎は、こっそり付き合うと決めた後、一生懸命思いを伝えてくれた二人のことを思い出し、自分がしようとしていたことの最低さに気づき、今回の行動に出たのです。
突飛な行動に出た恋太郎に動揺を隠せない二人、本気で愛するとは言ったもののどこか信じられない彼女たちに、恋太郎はあるものを差し出します。
それは、ピンクの四葉のクローバー、それも2本。
そう、恋太郎は彼女たちの思いに報いるべく、なんと前日の夜から四葉のクローバーを探していたのです。
しかも、これを渡せば彼女たちは二股を認めてくれるだろうと言った下心はなく、単にピンクの四葉のクローバーを渡しながら告白の返事をすれば、二人は喜んでくれるだろうという純粋な気持ちから行ったことでした。
これには流石に二人ともノックダウン。
かくして、両者公認の二股交際はスタートしたのでした。
……ですが、物語はこれで終わるはずもありません。
そう、彼にはまだ、98人の運命の人がいるんですから……。
見どころとポイント
本作の見どころはやはり「100人と付き合わなければならない状況とそれに振り回される恋太郎と彼女たち」でしょう。
さらに「個性豊かな彼女たちの存在」も、このラブコメには欠かせないエッセンスになっています。
順番に解説します。
100人との恋愛は、そりゃもう一筋縄行くわけにはなく
まずはやはり、神のミスといった不条理な理由で多くの女子の人生を背負わなければいけない恋太郎の目立ちっぷりがすごいです。
彼は「自分が付き合う彼女には幸せになってほしい」と純粋に思っているため、彼女第一主義の行動をとりまくります。
例としては「キス」それも「ファーストキス」を奪いたいという羽香里と唐音の目論みに巻き込まれる恋太郎でしょう。
昼休み中に突如行われるポッキーゲームに始まり、ハプニングでくしゃみからの経口感染を言い訳にしたキスを狙うなど、どんどん行動がエスカレートしていきます。
その後、恋太郎はファーストキスを確実に、かつ二人とも傷つかない方法で行おうとするのですが身体的要因といいますか、運命的要因といいますかことごとく失敗。
そして、二人は喧嘩を始めてしまうのですが、その様子を見た恋太郎は「そもそも自分のファーストキスなんてあるからいけないんだ」と思い、ある作戦を実行します。
こちらはぜひ、ことの顛末を含め、本編を読んでほしい内容です。
恋太郎にも負けない個性豊かな彼女たち
恋愛に対して、そして彼女たちに対してことごとく純粋を貫いている恋太郎ですが、そんな恋太郎と付き合う彼女たちもなかなかの個性派揃いです。
先ほどの二人だけでも「恋太郎のことを愛している」という共通点を除いたらかなり異なる点を持っており、例えば羽香里は恋太郎を落とすためにあの手この手を使い、常に恋愛において優位に立とうとする存在であり、一方の唐音はツンデレではあるのですが恋太郎への恋心が隠しきれずにいつも斜め方向に飛んだツンデレ発言をかましまくります。
また、それ以外の彼女もやはり個性的で、人と会話することが極端に苦手で本の一文を用いて会話を行う図書委員の「好本静」もその一人です。
恋太郎は、そんな彼女たちの心を溶かしながら、そして自分にできることはないのかを一生懸命探し、それを行動に移しながら愛を深めていきます。
現実ではもちろんやってはいけないことではありますが、読んでいくと「羨ましい」と「巻き込まれたくない」が同居する、何とも言えない感情になってきますよ。
まとめ
以上が「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」の紹介でした。
100人を同時に愛すると決めた恋太郎ですが、愛を平等に分け与えて行くのは想像以上に難しく、何度も困難にあたります。
果たして、恋太郎は100人の運命の人を、誰も死なせることなく幸せにできるのでしょうか。
そして、恋太郎に恋する彼女たちは、恋太郎だけではなく他の彼女たちとうまくやっていけるのでしょうか。
側から見る分には面白いラブコメ、君のことが大大大大大好きな100人の彼女は現在10巻まで発売中です。
気になった方は、ぜひご検討ください。
また、こちらの作品は週刊ヤングジャンプで連載中となっておりますので、併せてご覧ください。
さらに、本作は少年ジャンプ+でも連載を行なっています。
最初の数話と更新話は無料で閲覧可能となっているため、中身を確認してから購入したい方は、こちらもご検討ください。
以上、みんとすでした。
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