どうも、みんとすです。
本日はマガジンポケットにて連載されています「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」を紹介させていただきます。
この物語は、魔術への飽くなき探究心を持つ第七王子が、魔神や強力な仲間と共に魔術を用いてさまざまな問題へと立ち向かっていく物語となっています。
この記事では、簡単なあらすじや物語のおすすめポイントなどを、実際に私自身の目で見て感じた情報をまとめて紹介しております。
ぜひ最後までご覧いただき、お手に取っていただければと思います。
では、よろしくお願いいたします。
あらすじ
まずは、あらすじを見てみましょう。
魔術に魅せられた平民は、時を経て第七王子に転生する
サルーム国民として生を受けたある男は、貴族から放たれた身を焦がすような熱さの火炎魔法をくらい、絶命してしまいます。
ですが、彼はそのことを恨むのではなく、むしろその貴族から放たれた魔法を喰らってもなお、魔法は美しいと感嘆します。
その後、彼はその生涯を終えるのですが、死の間際に彼が願ったこと、それは「もっと魔術を学び、極めたかった」とのことでした。
そして、彼の願いを叶えるためなのか、はたまた神の気まぐれか、彼はサルーム王国の第七王子「ロイド」として生まれ変わります。
彼は生まれ変わる前から持っていた魔術への探究心をなくすことはなく、城の蔵書を読み漁る日々を送っていました。
そんなある日、彼は地下に禁書として閉じ込められている悪魔「グリモワール」の話をメイドから聞きます。
そんな禁書を一目見るために、願わくばグリモワールが放つ魔術を見る為に、ロイドは姿を隠して封印書庫に辿り着き、そして10人の魔術師が展開した結界をあっさりと破り、書庫に潜入するのでした。
グリモワールとの出会い、そして探求者魔術バカの力
ロイドは書庫に入ると、すぐに本棚に収納されている本を読み始めます。
一冊ずつ中身をチェックしている最中、グリモワールがロイドに近づき問いかけます。
曰く、いずれ自身を縛る封印は解けてしまうのだから、今解いたとしても何も変わらないとのこと。
ロイドは再度封印をかけようとしますが、魔神の古代魔術を知りたくないかとの問いに興味を持ち、あっさりと封印を解除してしまいます。
早速ロイドは古代魔術を教えて欲しいと願うのですが、グリモワールが行ったのはロイドに向かって古代魔術を放つという不意打ちでした。
晴れて自由の身になったグリモワールは書庫の外に出てサルーム王国を混沌の渦に飲み込んでいく……はずでした。
ロイドは攻撃される前に周りに結界を貼り、古代魔術を防いでしまったのです。
戦闘中にも関わらず古代魔術の分析を始め、挙句体の一部を結界の外に出してわざと攻撃を喰らう始末。
グリモワールも二重詠唱といった魔神にしかできない技を使い、さらなる攻撃を加えますが、それでも攻撃を加えられないグリモワール。
逃走を図るもいつの間にか自分がいる書庫全体に結界が貼られてしまい、逃げ場も失います。
そんな中、ロイドは「攻撃はもういいから防御を見せてくれ」と、自身の力をふんだんに使った魔術を使用し、グリモワールに攻撃を行います。
なすすべもなく攻撃を喰らってしまったグリモワールに対し「どうして防御しなかったのか」と幼げに尋ねるロイド。
圧倒的な力の差に、グリモワールはただ服従するしかないのでした。
見どころとポイント
本作の見どころは「個性豊かなキャラクター」そして「圧倒的な表現美」にあると考えています。
順番に説明していきます。
個性が光るキャラクターたちとキャラクターを引き立てるエピソード
本作は、とにかく個性豊かなキャラクターたちがたくさん登場します。
先ほどの紹介にもあった、魔術に対する探究心が行きすぎているロイドを始め、驚異的な戦闘能力とロイドに対して並大抵ではない忠誠心を持つメイドのシルファ、さらに禁書に封印されていたはずなのに登場人物たちの中では一番まともな感覚を持つ魔神グリモワールなど、多彩なキャラクターたちが揃っています。
また、ロイドの凄さや仲間や敵の活躍を描いたエピソードもたくさんあります。
冒頭のロイドが生まれた瞬間、誕生を祝っていたメイドを不審者だと勘違いし、弱い火の攻撃魔法を放ったところ、思った以上の威力が出てしまい城の一部を破壊してしまう。という流れは、まさにロイドの尋常ではない力を体現しているといえるのではないでしょうか。
また、ロイドが強力な魔術を試しに打ってみようとしますが、予想以上の威力になってしまったため空に放ったところ、撃った範囲の空が”消えて”しまい、昼間なのに夜空が見えてしまうといったシーンも、冒頭の印象的なシーンと言えるでしょう。
Web媒体だからできる、カラーページの圧倒的な美
本作はマガジンポケットで連載されているため、紙媒体での連載と比べるとカラーページを差し込みやすくなっています。
もちろん、漫画ならではのモノクロで緻密に描かれている作品も多く存在しているのですが、本作に関してはやはりモノクロで見るよりもカラーで見ることをお勧めします。
CGを駆使して描かれるカラーは、まさに圧巻の一言。
大量の魔法陣が出現するシーンでも、ただ魔法陣をデタラメに置いたわけではなく、全ての魔法陣が調和を保ちつつ、全体を美しく彩っていきます。
これほどの表現力を持って漫画を描いている作家さんは、おそらくそう多くはありません。
この漫画を描いている方は、その中でも間違いなくトップクラスの実力を持っていると言っても過言ではないでしょう。
まとめ
以上が「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」の紹介になります。
魔術に魅せられた平民が、魔術を自由に探求できる環境に身を置いたとき、それは圧倒的な力となるのでしょう。
また、彼を取り巻く環境やさまざまな出会いが彼を貴重な経験へと誘います。
そんな中でも、魔術を第一に考え行動するロイドは、良くも悪くも自分の気持ちに正直に動く自由気ままな人間と言えるかもしれません。
彼が今後出会うもの、彼が今後経験することは、きっとロイド自身が大きく成長するために必要なことであり、そして魔術を極めていくのに必要な過程なのかもしれません。
彼の魔術がどこまで伸びていくのか、皆さんも見守ってみませんか?
転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めますは、現在マガジンポケットで連載を行っており、毎週土曜日に更新予定です。
基本的に最初の3話と最新の3話は無料で閲覧が可能ですので、気になった方は是非ご覧ください。
また、コミックスは現在8巻まで発売中です。こちらも興味がありましたらご検討ください。
そして、こちらのコミックスは通常版だけではなくセミカラー版も発売しています。
Web連載時のカラーページだけではなく、作者自身がカラーで表現したかったページを追加でカラー収録しています。
カラーページの美しさに魅了された方は、こちらも併せてご検討ください。
以上、みんとすでした。
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