どうも、みんとすです。
本日はコロナEXで連載されている「白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます」を紹介させていただきます。
この物語は、前世の記憶を思い出した5歳の子供が、神のいたずらや家庭のいざこざに巻き込まれながらも、弟と一緒に育っていく物語になっています。
この記事では、簡単なあらすじや物語のおすすめポイントなどを、実際に私自身の目で見て感じた情報をまとめて紹介しております。
ぜひ最後までご覧いただき、お手に取っていただければと思います。
では、よろしくお願いいたします。
あらすじ
まずは簡単なあらすじを紹介します。
わがまま放題の白豚王子は前世の記憶を取り戻す
麒凰帝国の菊乃井家に生まれた菊乃井揚羽は、前世の記憶を持って生まれてきました。
記憶を思い出すまでの間は、わがまま放題で使用人たちを困らせていた揚羽でしたが、記憶を取り戻してからは使用人を気にかけ、自らの体型を改善するために努力を始めていきました。
揚羽は散歩に出かけ、使用人に挨拶し、そしてたまに薔薇の前で歌を歌う、そんな生活を送っていました。
そんな揚羽のもう一人の味方、それは家庭教師であるエルフのアレクセイ・ロマノフ。
彼は揚羽の能力を見込んでおり、家庭教師を行うと同時に、揚羽の良い話し相手にもなっていました。
揚羽も、時折顔をもちもち触られることには疲れを覚えるものの、彼の話をしっかりと聞き、世界のことを学んでいくのでした。
歌を歌い女神に好かれ、魔法が使えるようになる
そんな揚羽の目下の悩みは、魔法が使えないこと。
魔術を使うための魔素神経がうまく完成できていないことが原因でした。
なかなか完成しない魔素神経を思いながらも、揚羽はいつものように薔薇の前で歌っていると、そこに謎の人物が現れます。
彼女の名前は百華公王、大地の豊穣と癒しを司る女神だったのです。
彼女は揚羽の歌が気に入り、毎日歌いにくるように要求します。
その見返りとして、揚羽の伸び悩んでいた魔素神経を成長させ、なんと魔法を使えるようにしたのです。
思ってもいないトラブルに、揚羽とのちにそのことを知ったロマノフは、これは夢ではないかと疑うのでした。
全ての原因である子供は何を思うか
ある日、別邸から父と母が帰ってくることを揚羽は知ります。
ですが、使用人のロッテンマイヤーはどこか浮かない様子になっていました。
実は揚羽は、婿養子として入った父と伯爵令嬢の間に生まれた子供であり、同時に父にとっては本当に愛する女性との婚姻ができない原因となっていたのです。
そんな父親が、3歳の弟と共に屋敷に帰ってくる。
揚羽はモヤモヤとした気持ちを抱きながら、その日を迎えることになります。
母親に邪険に扱われた後、ロマノフから勉強をしましょうと提案される揚羽。
泣きそうな気持ちを抑えながら、ロマノフと共に別室へ向かう最中、ふと後ろを振り返ると、入り口から入ってくる2つの影。
それは、ノアの父と彼の息子である3歳の男児、レグルスなのでした。
見どころとポイント
本作は、時折コミカルなシーンを織り交ぜながらも進んでいく、少しシリアスな物語が特徴的です。
また、そこに色を添える個性豊かな登場人物、特に揚羽の周囲によく関わる人たちが特徴的です。
順番に解説していきましょう。
コミカルとシリアスが混ざるストーリー
本作は、よくある「転生したら裕福な家庭でのんびり過ごす」といったようなストーリーとは少し違った毛色になっています。
揚羽は菊乃井家の長男でありながら、父親は別の女性と駆け落ちし、母親からも自分が死にそうになった原因であるという扱いを受けてしまっています。
また、当の揚羽自身も前世の記憶が戻る前はわがまま放題で、使用人たちを押さえつけている立場でした。
記憶が戻った揚羽はこれを恥、心を入れ替えますが、両親に対してはあまりに時間と機会が足りなすぎました。
第1巻の後半は、この子供が背負うには重すぎるわだかまりが中心になっています。
その一方で、ロマノフから教わったり、ロマノフが慌てた際は、揚羽のまんまるな顔をもちもちと揉んだり引っ張ったりと、独特な落ち着き方をするシーンが散見されます。
5歳とは思えない大人っぽさと、思わず泣いたり笑ったりしてしまう子供っぽさを兼ね備えた揚羽によって、物語は良い塩梅に進んでいくのです。
癖の強い家庭教師とパトロンと癒し系の弟
そんな本作ですが、揚羽以外の人物を見回すと、やはりロマノフと百華公王、そしてレグルスの存在は欠かせないものになっています。
まずロマノフですが、世界中で知られる教育者であり、冒険者でもあります。
現在は揚羽に興味を惹かれ、彼の家庭教師を担っています。
彼はエルフっぽく、イタズラ好きで少々理屈っぽいキャラクターですが、揚羽のことを気にかけており、時折彼の身を案じるような発言も見受けられます。
一方の百華公王は、気まぐれで寄った野薔薇の群生地で揚羽の歌を聴き、そこで揚羽を気に入りました。
彼女は大きな力を持っていることはもちろんですが、芸術に関しては厳しく、揚羽によく歌の指導をしています。
物語は揚羽とロマノフと百華公王で成り立っているといっても過言ではありませんが、物語が進むと、そこに3歳のレグルスが加わることになります。
甘えん坊で揚羽のお腹の肉をもちもちすることが好きなレグルスは、今後どのような活躍を見せてくれるのでしょうか。
まとめ
以上が「白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます」の紹介でした。
父の、母の、そして思わぬ人物の思惑に巻き込まれる揚羽。
彼はこの窮地を、どのようにして脱するのでしょうか。
そして、あるトラブルののちに見る夢で、レグルスに剣を向けられる揚羽。
この夢が示すのは、いったいどんな未来なのでしょうか。
このお家騒動の結末と、揚羽とレグルスの今後の関係性にご注目ください!
「白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます」は、現在第4巻まで発売中です。
内容が気になった方は、ぜひご購入を検討ください。
また、本作は現在コロナEXで連載されている漫画です。
まずは中身を見てから決めたいという方は、こちらも併せてご覧ください。
以上、みんとすでした。
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