どうも、みんとすです。
本日はマンガUP!にて連載されています「世界でただ一人の魔物使い ~転職したら魔王に間違われました~」を紹介させていただきます。
この物語は、勇者から魔物使いに転職した一人の青年が、魔物を仲間にしながら自身がゆったり過ごせる場所を探していく物語となっています。
この記事では、簡単なあらすじや物語のおすすめポイントなどを、実際に私自身の目で見て感じた情報をまとめて紹介しております。
ぜひ最後までご覧いただき、お手に取っていただければと思います。
また、本記事ではなるべくネタバレとなる表現は避けて紹介しておりますが、紹介記事の都合上1〜2巻までの情報が一部含まれておりますので、苦手な方はご注意ください。
では、よろしくお願いいたします。
ストーリー
まずは、公式から出ているあらすじを見ていきましょう。
長い旅路の末、「転職の書」を見つけ出したノア。忌々しい「勇者」の職を捨て、新たに命じられたのは「魔物使い」だった!?
世界でただ一人の魔物使い~転職したら魔王に間違われました~より引用
それでは、あらすじを紹介していきます。
責任から逃げたい『勇者』は『魔物使い』となる
職業『勇者』であるノアは、最難関ダンジョンであるリルカーラ遺跡にて『転職の書』を見つけ出します。
彼の願いはただ一つ「勇者として生きることを捨てたい」ということだけでした。
ノアがいる世界では、15歳を過ぎると天から職業が与えられ、それを持って生きていきます。
辺境に住む貴族の三男であるノアも、例外なく職業を授かったのですが、その時に受けた職業こそ、世界に一人しかいない魔物使いでした。
ノアはそれに大喜び……することは当然なく、たった一人しかいないからという理由で、なんの恨みも面識もない魔王を倒さなければいけないという使命から逃れるため、転職の書を見つける旅に出たのでした。
お供として『メイド』のルリと共に約5年の旅を続け、すっかりレベル99の勇者となってしまったノアでしたが、リルカーラ遺跡にてようやく転職の書を見つけ出します。
早速転職の書を読むノアでしたが、突然転職の書が光だし、不思議な声も聞こえ出します。
ルリに声をかけられ、意識を取り戻したノアは、早速自分の職業を調べることに。
ステータスを開き、自分の職業を確認してみると、そこには「魔物使い」という見慣れない職業が表示されていたのでした。
全くうまくいかない仲間探しを経てできた新しい仲間
魔物使いの能力には、戦闘不能に陥った魔物を一定確率で仲間にできる「魔物捕獲」と、仲間にした魔物に対して命令を下すことができる「魔物調教」の二つがあり、どちらもどのように使うかはっきりしないものでした。
ですが、当初の目的は達成したため、ノアたちは再び地上を目指して移動を始めます。
その道中、巨大なモンスターが現れたため、ノアは攻撃を仕掛けて仲間にできないか試みます。
ところが、モンスターは仲間になることはなくそのまま絶命。魔素と呼ばれる粒子となり消えてしまいました。
その後、何度もモンスターと交戦するものの、全く仲間になる気配もなく1週間が経過。
それどころか、モンスターを倒しているにも関わらず魔物使いのレベルは一向に上がらず1のまま。
魔物使いのことについて全くわからないまま途方に暮れていると、遠くから何かの音が聞こえることに気づきます。
近づくと、そこには牛の魔物であるミノタウロスと交戦を繰り広げている冒険者たちがいました。
遠くから様子を見ていたノアでしたが、ボロボロになったパーティの様子を見ていられなくなり、物陰からミノタウロスに向けて突進します。
牽制のために行った行動だったため、あまりダメージを与えられていない様子でしたが、注意を引くには問題なかったため、すぐに臨戦態勢に戻るノア。
ところが、砂煙の向こうに見えるミノタウロスの様子がなんだかおかしいことに気づきます。
よく観察してみると、そこには魔物捕獲が成功した際にモンスターが身に着ける「隷属の鎖」を首に巻いたミノタウロスの姿が。
どうやら、先ほどの突進によって戦闘不能と判断され、それによって魔物捕獲が発動、ミノタウロスはノアの仲間になったようです。
早速色々調べるために、ノアは冒険者パーティに向かい一芝居うち、ピンチを食い止めるふりをして冒険者パーティをその場から逃し、改めてミノタウロスの状態を確認。
やはりミノタウロスには敵意がなく、それと同時に自身のレベルも上昇していることにも気づきます。
新たな仲間であるミノタウロスの『ミノ』と共に、早速出口に向かって出発するノア達。
しかし、リルカーラ遺跡でのイベントは、これだけでは終わらないのでした。
見どころとポイント
本作では、魔物使いに焦点が当てられていることもあり、当然ながら多くのモンスターが登場しますが、それだけではなく個性豊かな人物もたくさん登場します。
さらに、物語は王道を行きながら非常に整理されており、各ストーリーには核となるシーンも存在しているため、見ている側も飽きずにストーリーを追うことができます。
それでは、こちらも順番に見ていきましょう。
モンスターだけじゃなく、登場人物も個性が光る
この物語では、多種多様なモンスターがノアの仲間になり、そして絆を育んでいきます。
また、物語中でノアはモンスターの言葉がわかるようになり、そこからも強い個性を汲み取ることができます。
例えば、先ほど紹介したミノは筋骨隆々な巨体に違わず豪快な性格をしており、また行動一つ一つにも大胆さが見て取れる、典型的なパワータイプと言えるでしょう。
それと比較すると、少し後で仲間になるレッドキャップと言われる種類のゴブリンのギランカは、主人であるノアに忠誠を誓う騎士道精神の持ち主であり、冷静に場を判断する能力とスピードに長けています。
モンスターという括りだけで見てもかなり個性的ではあるのですが、ノアに関わりを持つ人間達にも、負けず劣らずの個性が光ります。
例えば、ノアの従者であるルリは、口数は少ないながらもノアを献身的にサポートし、時に暴走をし時に深く悩むノアに寄り添う、可愛らしいメイドとして描かれています。
また、道中出会うエルフのアリサは自分が住むエルフの村を守る弓の使い手であり、とある事件によって壊滅状態になってしまっている村の唯一の戦士です。
生真面目な性格ではあるのですが、そのせいか少々融通が利かない部分もあり、ノアが村のトラブルを退けたときも謝礼を確保するために自身を奴隷として身売りしようとするほどです。
まだまだたくさんの登場人物がいますが、あまり多くを語ってしまうとそれはそれで面白く無くなってしまうため、気になる方はぜひ書籍やアプリでご覧ください。
とにかく、本作には魔物も人間もそれ以外も関係なく、多種多様な性格や信念を持った登場人物が多く登場するため、あなたのお気に入りのキャラクターも見つけられるかもしれませんよ!
物語の起伏が激しく、見どころの多いストーリー
本作は物語の内容としては比較的王道のファンタジーではあるのですが、物語の山場が他の作品と比べて頻繁に訪れるため、読んでいて非常にスリリングに感じます。
1巻の内容を一部まとめますと、最初はノアが魔物使いに転職し、次にミノタウロスが仲間になる。という1話目としては非常に良くまとまったストーリーであると感じます。
しかし、その後も第2話でダンジョンからの脱出とモンスターの声が聞こえるようになるといったイベント、第3話から第4話で起こるエルフの村でのイベント、第5話での原因の解決と言ったように、第1巻だけでもこれだけのストーリー展開がされます。
悪く言ってしまうと、ストーリーの始まりから解決までがあっさりしていると言えるのかもしれませんが、これは裏を返せば飽きずに物語を読むことができ、気づいた時には1巻分を読了していると言った具合にストーリーに引き込まれてしまうと言ってもいいでしょう。
もちろん、2巻以降もスピード感はそのままに、ノアを取り巻く環境は大きく変わっていくため、読者である私たちも振り落とされないようにしっかりと見守っていく必要があるでしょう。
まとめ
以上が「世界でただ一人の魔物使い~転職したら魔王に間違われました~」の紹介でした。
勇者となり世界を救うことには興味のなかったノアが、魔物使いに転職することで新たなる人生を歩むストーリーとなる本作。
しかし、ノアが新たになった魔物使いの力はとても大きく、ノアは自分でも思ってもいなかった方向に人生が進んでいくことに気づいていきます。
果たしてノアは、モンスターと共に自身の運命を切り開いていけるのでしょうか。
そして、世界に一人しかいないはずの勇者がいなくなったこの世界は、どのような運命を辿るのでしょうか。
物語の行き先を、ぜひご覧ください。
世界でただ一人の魔物使い~転職したら魔王に間違われました~は、現在コミックス第8巻まで発売中です。
気になった方は是非購入をご検討ください。
また、マンガUP!およびガンガンONLINEにて週に1回、最新話が公開されています。
どちらのアプリ・サイトでも最新話と第1話は無料で閲覧できるため、まずは中身を見てから決めたいという方はこちらもご覧ください。
以上、みんとすでした。
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