どうも、みんとすです。
本日はドラドラしゃーぷ♯にて連載されています「顔に出ない柏田さんと顔に出る太田君」を紹介させていただきます。
この物語は、表情になかなかでない女子高校生と表情に出過ぎる男子高校生が、びっくりさせる方法を通じて距離を近づけていく物語となっています。
この記事では、簡単なあらすじや物語のおすすめポイントなどを、実際に私自身の目で見て感じた情報をまとめて紹介しております。
ぜひ最後までご覧いただき、お手に取っていただければと思います。
それでは、よろしくお願いします。
あらすじ
それでは、簡単なあらすじを紹介していきます。
どうやっても顔に出ない柏田さんとどうやっても顔にでる太田君
とある高校に通う柏田さんは、何をされてもあまり反応を示さず無表情を崩さない女子です。
そんな柏田さんを一方的に気にしている太田君は、あの手この手で柏田さんの表情を引き出そうとします。
ある時は蜘蛛のおもちゃを使い、またあるときは黒板消しトラップを柏田さんに仕掛け……と、やっていることは小学生のいたずら並みですが、どうやっても表情を変えさせることができません。
しまいには自分が仕掛けたトラップに引っかかり、柏田さんに見られる始末。
そんな柏田さんですが、実は太田君のことが好きであり、また太田君もなんだかんだ柏田さんのことが好きであるという関係性にもなっています。
嫌がらせを仕掛けられても何も反応しない柏田さんと、柏田さんの表情を引き出そうするも逆に自分がリアクションを取る羽目になる太田君。
二人の何と表現したらいいかわからない微妙な関係が、今日も続いていきます。
見どころ&ポイント
本作の見どころは、やはり柏田さんと太田君のやりとりにあると断言できるでしょう。
その点について詳しく解説します。
本人は真剣なのに、全てかわされるから面白い
本作は先の通り、柏田さんの表情を引き出そうとする太田君と、その手法をかわしたり正面から受けても表情を変えない柏田さんのやりとりがメインです。
そのため、基本的には太田君が何かを企んで、それを柏田さんが回避するという流れができているのですが、その流れが常に面白いものになっています。
例えば、太田君と柏田さんがババ抜きをやってボロ負けしたり、柏田さんに泳ぎ方を教えるときにわざと手を離した際に柏田さんに水着を引っ張られてゴムが伸びてしまったりと、毎回何かしらのしっぺ返しがやってきます。
ですが、それでも太田君は諦めようとはせずにあの手この手で作戦を考え、そしてまたかわされるのです。
太田君は真剣にびっくりさせる方法を考えているのにそれが全て幼稚なものなのでそれも面白いですし、それをかわされたり予想しない形で仕返しされたりするのでさらに面白い。
それでいて、絵柄と合わせてほっこりする気分にさせてくれるので、なかなか唯一無二と言っていい作品じゃないかと思います。
柏田さんと太田君の周りに集まる個性豊かな面々
このお話は柏田さんと太田君が中心になって話は進んでいくのですが、それ以外にも個性豊かなキャラクターが物語にいろんなカラーを出してくれます。
太田君の暴走っぷりをツッコミながらなだめつつも面白がっている田所君と、基本的に物静かな印象を持たせるものの面白そうという理由で太田君の案に乗り、太田君のリアクションを楽しんでいるように見える佐田君が最初から出ているキャラクターです。
また、途中から柏田さんのことが好きすぎてストーカーまがいのこともやってしまう田淵さんも物語に加わり、お話にメリハリをつけてくれます。
それぞれの役割が邪魔することなく、柏田さんと太田君のいじりかわされの物語は進んでいきます。
まとめ
以上が「顔に出ない柏田さんと顔に出る太田君」の紹介でした。
二人のやりとりは、側から見ると何が目的なのかいまいちよくわからないものです。
ですが、太田君が仕掛け、柏田さんがかわしたり受け止めたりするこのやりとりは、二人ならではのコミュニケーションと言えるのかもしれません。
二人の関係はどこまで進展するのでしょうか。
ある意味どちらも不器用な物語、ぜひご堪能ください。
顔に出ない柏田さんと顔に出る太田君は、現在第8巻まで発売中です。
気になった方は、ぜひ購入をご検討ください。
さらに、本作はドラドラしゃーぷ♯にて連載されている作品です。
まずは中身を見てみたい方は、こちらもどうぞご覧ください。
以上、みんとすでした。
コメント