どうも、みんとすです。
本日はB’s-LOG COMICSにて連載されています「獣上司に実は認められていた話」を紹介させていただきます。
この物語は、上司からパワハラを受けていた女性社員が、ある日突然社長秘書となってしまい、プレッシャーや周囲の反応を跳ね除けながら働いていく物語となっています。
この記事では、簡単なあらすじや物語のおすすめポイントなどを、実際に私自身の目で見て感じた情報をまとめて紹介しております。
ぜひ最後までご覧いただき、お手に取っていただければと思います。
それでは、よろしくお願いします。
あらすじ
獣人により人間が差別されることが当たり前の世界、そんな世界で働いている沖咲は、ある日社長に呼び出されました。
威圧感のある風貌であるライオンの獣人、アトラス・L・ムートは獣人の中でも珍しい先祖返りした獣人であり、その風貌と圧倒的な力から周囲に恐怖感を与える存在でした。
そんな彼が咲に告げたこと、それは「私の専属秘書になって欲しい」ということでした。
彼女は人間という弱い立場でありながらもそれにめげずに、陰ながら努力を続けてきました。それをアトラスはしっかりと見ていたのです。
申し出を受け入れた咲でしたが、案の定周囲の獣人から陰口を叩かれる日々が始まります。
さらに、咲は去勢を張っていたもののやはりアトラスの威圧感に参ってしまい、このまま続けられるだろうかと悩みを持ち始めます。
そんなおり、咲が前に働いていた部署の上司が彼女の前に現れます。
彼女の身を案じて、という建前のもと、荒々しい口調で元の部署に戻ってこいと命令する元上司に対して、毅然と立ち向かう咲。
そして、彼が咲にまた力を奮おうとした時、そこにアトラスが現れるのでした。
見どころとポイント
本作は、秘書と社長という立場ながらもどこかほのぼのするようなやりとり、そしてそこに陰を刺す人間と獣人の格差の描き方にあると考えます。
順に解説していきます。
社長も秘書も、社内恋愛はほどほどにしなきゃですよ
本作は秘書である咲と社長であるアトラスを軸にして進んでいきます。
その最中、要所要所でアトラスが咲を好いている様子を垣間見ることができます。
例えば、少し席を外すと言った咲を待ちきれずに探しに行ってしまったり、怖がる咲を思わず抱きしめてしまうほどです。
一方の咲も、アトラスとは違いますが抱きかかえられることを恥ずかしがったり、褒められるたびに恥ずかしがったりと、クールな印象から外れたリアクションを起こします。
ビジネスライクな仲であるというのはわかるものの、見ている外野からはどことなくイチャイチャしているようにも見えてしまいます。
しっかりとした口調であり、そのぶんしっかりと咲に自分の今の感情を伝えるアトラスと、そんな彼の隣に並ぶにふさわしい人間になりたい咲。
二人の相性は、もうバッチリと言っていいかもしれませんね。
力のない人間に、獣人は何を思うか
一方で、この世界は獣人が力を持ち、人間が力を保たない明確なヒエラルキーができています。
冒頭の咲のように、獣人中心の社会ではなかなか認められない人間が数多く存在するのでしょう。
そんな中、見事社長の専属秘書という役割を担うことができた咲は、まさにシンデレラストーリーを歩んでいると言っても過言ではないかもしれません。
しかし、先の元上司のように、人間の出世をよしと思わない、自分の手駒が減るのは嫌だと思う人物もいます。
もしかするとこれは、人間の一部を獣人に置き換えただけの物語かもしれません。
そんな中、人間というフィルターを外して咲を見たアトラスは、かなり珍しい部類の獣人であるとも言えるでしょう。
彼も獣人の中では特殊な、いわばはぐれものだったわけなので、どことなくシンパシーを感じたかもしれません。
ですが、これだけで獣人と人間の間が改善されたわけではありません。
まだ、二人には越えなければならない壁が確かにあるのです。
その障害にどうぶち当たり、どう越えていくのか。
それも、本作の見どころの一つでしょう。
まとめ
以上が「獣上司に実は認められていた話」の紹介でした。
獣人と人間の区別をつけず、二人は仕事に励んでいきます。
しかし、それでも周囲は良いと思わない人が多く、数々の困難が二人を待ち受けます。
そばにいるだけでプレッシャーとなる上司のそばに、果たしているべきなのか。
獣人社長の秘書は、やはり獣人であるべきなのか。
そして、咲はアトラスの威圧感や褒め言葉になれることができるのでしょうか。
種族を超えた信頼感を、ぜひみなさんもご覧ください。
獣上司に実は認められていた話は、現在第2巻まで発売中です。
気になった方は、ぜひ購入を検討してみてください。
また、本作はpixivコミックなどでも連載を行なっております。
まずは内容を確認したい方は、こちらからご覧ください。
以上、みんとすでした。
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