どうも、みんとすです。
みなさんは漫画や小説、ラノベは楽しんでいますでしょうか?
古くから紙の本は人々に親しまれており、それによって娯楽的にも勉学的にも幅広く支持を得てきました。
そんな中、インターネットやデバイスの発展により電子書籍が生み出され、利便性が向上することにもなりました。
しかし、現在でも電子書籍は嫌い・苦手で紙の本こそが至高であるという考えは根強く残っています。
反対に、電子書籍はコスパが良い、紙の書籍は時代遅れといったような言説もちらほら目につきます。
今回は、紙の本も電子書籍も利用しており、どちらの利点も欠点も把握している私が、電子書籍の良い点・不満点を解説していきます。
今回の記事を読むことで、以下のような効果が得られると考えています。
電子書籍否定派の方:電子書籍のメリットを知ることで、今後紙の書籍と電子書籍の使い分けができるようになる。
電子書籍肯定派の方:電子書籍の良い面や改善した方が良い面を知ることで、電子書籍についての理解が深まる。
こんな記事を目指して書いていますので、最後までご覧ください。
それでは、よろしくお願いします。
電子書籍のメリット:利便性と収納力は圧倒的に有利
ではまず、電子書籍のメリットを考えていきましょう。
今回紹介するメリットは以下の3つです。
- 持ち運びに便利
- 大きく場所をとりづらい
- デバイス間でも閲覧ができる
順番に解説していきましょう。
メリット1:デバイス内に保存しているため、持ち運びがしやすい
電子書籍のメリットとして挙げられるのは、やはり持ち運びの容易さでしょう。
たとえば、紙の書籍ですと文庫本や漫画は普通に所有できますが、たとえばハードカバーの小説はどうでしょうか。
さらに、技術書など、仕事で使用する本などはより持ち運びが大変で、電車内などの移動中に読むことも大変でしょう。
その点で見ると、電子書籍はスマホやタブレットなどの端末内に保存することで、容易に閲覧が可能です。
さらに、端末内にデータを保存さえすれば良いということは、たとえば文庫本を10冊一気に持ち運ぶといったことも、電子書籍では可能となるのです。
もちろん、普通の生活でも文庫本10冊ぐらいならば持ち運べると思いますが、カバンの中がごちゃごちゃになってしまいますよね。
コンパクトに持ち運びができ、かつ簡単に読めるのは、電子書籍が持つ大きなメリットと言えるでしょう。
メリット2:端末に保存するため、大きく場所をとりづらい
先のメリットでもお伝えしましたが、電子書籍は端末内に保存したり、端末を通して閲覧したりします。
そのため、部屋にある本の占有面積が、端末1台分で済んでしまうというのもメリットです。
読書家の方ならばわかると思いますが、紙の本は意外と場所をとります。
本棚に収納しようと最初は頑張るんですが、次第に本が溢れてきてしまい、最終的に床に置くことに。そして、床に置いたら置いたで必要な本が下の方にあるせいで、本を移動させなければいけなくなり……なんてことが起きかねません。
そういった点で言うと、電子書籍は場所をとりませんし、欲しい本があるならば検索機能や索引機能を使用すればすぐに閲覧ができます。
よりスマートに本を読みたいのであれば、電子書籍は選択肢の1つとして組み込めるものと言えるでしょう。
メリット3:デバイス間でも閲覧ができる
これは紙の本と比較したメリットではありませんが、電子書籍はデバイス間でも閲覧可能です。
たとえばKindleで購入した本をスマホで通勤中に読み、夜は通知が来ないようにKindle white paperなどで読むといったこともできます。
意外と忘れがちですが、同じサービスを利用するのであれば、端末間での閲覧は十分にできるものになっているのです。
また、先ほどは一人の人物だけが登場していましたが、これは家族間の共有でも同じことが言えます。
要は本を一人の人物が占有することが少なくなるのです。
気になる本があったら1冊だけ買って、あとは家族内でそれぞれの端末から読むと言うのも、また賢い使い方ではないでしょうか。
電子書籍のデメリット:発売元の事情に振り回されることを忘れない
一方で、電子書籍にもデメリットがあることは確かです。
今回は、以下の3つのデメリットを考えていきましょう。
- 本の読みやすさはデバイスに依存する
- 端末が使用できなければ読めなくなる
- 販売元の判断で本が閲覧できなくなる場合がある
順番に解説していきましょう。
デメリット1:本の読みやすさはデバイスに依存する
紙の本であれば、たとえば漫画は漫画本の大きさで、文庫は文庫本の大きさで発行されています。
世の中には様々な本の大きさがありますが、どれも読みやすさを重視した上で定められた大きさです。
ですが、電子書籍の場合は読みやすいかどうかがデバイスに依存します。
タブレットで読めばちょうど良い本であったとしても、スマホで読むと小さすぎて読みづらいなんてことは往々に生じます。
また、スマホやタブレットの場合は大体1ページずつ表示させるため、漫画やアートブックの場合、迫力がどうしても欠けてしまうのは否めません。
もちろん、横持ちにすれば2ページ表示になるといったこともありますが、今度は全体が小さく見えてしまいます。
手軽さをとるか迫力を取るか、時と場合によりますが考える必要があると言えるでしょう。
デメリット2:端末が使用できなければ読めなくなる
こちらも当たり前ですが、端末が使用できなければ読むことができません。
出先で充電が切れてしまったり、電波が届かない場所にいた場合など、トラブルに見舞われるケースは度々あるでしょう。
また、オフラインで読むためにダウンロードして読んでいる方もいるかと思いますが、電子書籍、特に漫画などビジュアルが必要になる本は容量も相応に大きくなっていることがよくあります。
なので、お気に入りの漫画をスマホに入れておいていつでも読みたい! となった場合でも、ダウンロードできずに諦めるか別の作品を削除する手間が生まれてしまいます。
紙の本であれば、持ち運びできる冊数には限度があるものの、読みたいときに読めるので、そういった点では非常に便利と言えるでしょう。
デメリット3:販売元の判断で本が閲覧できなくなる場合がある
これが最も大きなデメリットだと思うのですが、販売元によっては本の閲覧が制限されたり、できなくなったりする場合があります。
たとえば、リーダーの更新によって、一部の書籍が閲覧不能になったり、販売元の判断で閲覧が差し止めになる可能性もないわけではありません。
さらに、現在利用しているサイトが閉鎖された場合、どの本も読めなくなってしまうリスクがとても大きいです。
例えるならば、そのサイトという名前の本棚に鍵をかけられてしまったような感じです。同じ本を別のサイトで読む際は、同じ本を再度購入してそのサイトの本棚に入れなければなりません。
これは金銭的にも精神的にもかなり辛いものだと思いますし、関連団体はこの不自由さをどうにかして欲しいと切に願っています。
当たり前ですが、紙の本が発売禁止になったとしても、すでに手元にある分がすぐに読めなくなるわけではありませんし、地元の本屋が潰れたとしてもそこで買った本が本棚から取り出せなくなるなんてことはありません。
いつまでも読みたい本や、ふとしたときに読みたい本は、やはり紙で持っていた方が安心かもしれませんね。
まとめ:便利さと不自由さを乗りこなそう!
電子書籍のメリットとデメリットのお話でした。
電子書籍のメリットは、その圧倒的な手軽さと便利さにあり、その代償としていくつかの不自由さを受けているということになります。
結局はトレードオフであり、便利さに魅力を感じたのであれば使用すれば良いですし、不自由さが目に余るのであれば利用しなければ良いだけの話です。
ただ、なんとなく好きだから・嫌いだからといった理由で遠ざけてしまうと、のちに痛い目に遭うのは自分自身であることは忘れないでください。
今回のブログで、電子書籍の良さや見直すべき点がある程度わかったのであれば幸いです。
また、紙の本についてのメリット・デメリットを知りたい方は、こちらもご覧ください。
電子書籍にはまだ再現できない? 紙の本のメリットとデメリット
以上、みんとすでした。
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