追放後を見据えて領地を育てよう!「加護なし令嬢の小さな村 ~さあ、領地運営を始めましょう!~」

マンガ

どうも、みんとすです。

本日はB’s-LOG COMICSにて連載されている「加護なし令嬢の小さな村 ~さあ、領地運営を始めましょう!~」を紹介させていただきます。

この物語は、加護を持たない悪役令嬢がスラムで出会った少年と神獣と共に領地を運営し、追放後の生活の安定と自身が処刑されてしまうバッドエンド回避を目指す物語となっています。

この記事では、簡単なあらすじや物語のおすすめポイントなどを、実際に私自身の目で見て感じた情報をまとめて紹介しております。

ぜひ最後までご覧いただき、お手に取っていただければと思います。

本記事ではなるべくネタバレとなる表現は避けて紹介しておりますが、紹介記事の都合上1巻までの情報が一部含まれておりますので、苦手な方はご注意ください。

では、よろしくお願いいたします。

あらすじ

まずはあらすじを確認していきましょう。

乙女ゲームの悪役令嬢に転生した彼女は、未来を憂う

アルバラード王国に住む悪役令嬢であるツェリシナは、この世界は前世でプレイしていたゲームの世界であるということを知っている、いわゆる転生者でした。

記憶通りであれば、自分は婚約者であるソラティークに婚約破棄され、良くて国外追放、最悪断頭台での処刑が待っているという事実を前に、できることはしようと躍起になります。

しかし、お見合いで相手を探そうにも身辺調査をすれば何か問題がある男性ばかりであり、挙句ソラティークに婚約者探しがバレてしまう始末。

新たに婚約者となる男性を探すのに困難を極めていたなか、ツェリシナはこれと並行して領地運営へと乗り出します。

まずは勉強のために、自身の父親が運営している領地の視察へと向かうのですが、その地にてスリに遭ってしまい、財布とソラティークから貰った栞を盗まれてしまいました。

困ったツェリシナの元に、スラムに住む少年ヒスイが「盗まれたものを取り返す代わりに、頼みを聞いてほしい」と相談を持ちかけます。

承諾したのち、無事に財布と栞を取り返したツェリシナは、ヒスイの願いを聞くこととします。

彼に連れられてやってきた場所で「友達を助けてほしい」と頼まれるツェリシナ。

そこにいたのは、白い毛並みの神獣、トーイでした。

悪役令嬢、領地を運営します!

怪我をして弱ったトーイを自身の屋敷に連れて帰り、治療とついでにヒスイの身支度を済ませたツェリシナは、ヒスイの身を案じて執事見習いとして雇うことにしました。

ヒスイは、屋敷でのなれない仕事に四苦八苦しながらも、ツェリシナをサポートするために日々奮闘します。

そんなある日、父親に「領地運営をしたい」と切り出したツェリシナ。

領地の運営自体は認められたものの、ある条件を突きつけられました。

それは「領地に大樹の種を植え、半年以内に花を咲かせろ」とのこと。

普通なら1ヶ月、遅くても半年で花を咲かせるとのことですが、それは「加護があるものが育てた場合」の話、なんの加護も持たないツェリシナにとっては、かなりの無理難題となっています。

それでも、自分の領土を諦められないツェリシナはその提案を承諾し、領地運営を始めるのでした。

見どころとポイント

本作のポイントは、ツェリシナの地道に頑張る姿を見守っている気分になれること、そしてそんなツェリシナになかなか愛を受け取ってもらえないソラティークのやりとりにあります。

では、順に見ていきましょう。

特別な力を持たないからこそ地道に頑張る悪役令嬢

本作の主人公であるツェリシナは、前述の通り本来であれば婚約破棄となるのですが、その理由は「自分が加護を持っていないから」というものです。

ですので、彼女やソラティークの周囲には、能力のない彼女が加護を持つソラティークと結ばれていいのかという意見が時折見受けられます。

しかし、そんな状況だからこそ、彼女は前向きに(?)婚約破棄後のことを考えて行動に起こしているのです。

先のお見合い相手探しもその一つですが、やはり物語の中核を担う領地運営は特にその様子がわかるでしょう。

もちろん、彼女が転生する前から知っているシステムだったからというのもありますが、一番は村人との交流や、自らの手で畑を作っていく姿を見て、村人たちも心を開いていきます。

これは、彼女が加護に囚われることなく地道に行動を続けていたからこその結果とも言えますね。

面白いくらいに伝わらないソラティークの愛

そして、ストーリー上は既にツェリシナへの愛は冷めているはずのソラティークですが、現実では愛は衰えることはなく、ずっとツェリシナのことを想い続けていました。

それは、ヒスイがツェリシナの瞳を見ている現場を運悪く目撃してしまい、ヒスイを糾弾するほどです。

しかし、良くも悪くもツェリシナに想いが届かず、どこか空回りしている様子。

彼女に送っているバラの花束もあまり効果がないどころか、主人公に色とりどりの花を送っている様子を見たせいか、自分はあまり愛されていないんじゃないかと勘違いされてしまうほど。

前世の記憶を持っているため、なかなか信用できないのもわからなくないのですが、ソラティークの想いがここまで届かないと、なんだか不憫に思えてきてしまいます。

物語とは関係なしに、彼の気持ちが彼女に届くのは、いつになるのでしょうか。

まとめ

以上が「加護なし令嬢の小さな村 ~さあ、領地運営を始めましょう!~」の紹介となります。

バッドエンドを迎えるはずの悪役令嬢が婚約破棄されないまま物語は進み、ついに乙女ゲームの主人公であるヒロインも登場してきます。

世界に愛されている彼女の奔放さを、ツェリシナはうまく制御できるのでしょうか。

また、先ほど少しだけ触れましたが、ヒスイがツェリシナの瞳を覗き込む描写が存在します。

ヒスイによると、どうやらツェリシナの瞳に加護を示す紋章が刻まれているとのこと。

この紋章はなんなのか、そして神獣に好かれているヒスイは何の加護を受けているのか。

気になった方は、ぜひ読んでみてください!

加護なし令嬢の小さな村 ~さあ、領地運営を始めましょう!~は、現在3巻まで発売中です。

気になった方はぜひ購入をご検討ください。

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加護なし令嬢の小さな村 ~さあ、領地運営を始めましょう!~|カドコミ (コミックウォーカー)
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以上、みんとすでした。

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